トヨタ自動車は8日、2015年3月期連結業績(米国会計基準)を発表し、全ての利益項目において2年連続で過去最高を更新しました。売上高27兆2346億円(+6.0%)、営業利益2兆7505億円(+20.0%)、利益2兆1733億円(+19.2%)。地域別で本邦やアジア地域で減少しましたが、好調な北米市場が牽引する形で、全体、特に利益部門を押し上げた形。引き続き新興国を中心に不安要素は否めませんが、好調持続の北米市場、本邦で注文に生産が追い付かないアルファード、ヴェルファイア等の販売が寄与する形で、16年3月期の営業利益は国内前人未到の3兆円に達する可能性も出てきそうだ。