富士重工業は2019年に投入する新設計のダウンサイジングターボエンジンを、ターボ専用エンジンとして開発を進める。同社がターボ専用にエンジンを開発するのは初めてで、ターボ過給に最適な設計をすることで、小排気量ならではの高い燃費性能と優れた動力性能の両立を図る狙い。同社は世界各国で規制が強化される環境対応の取り組みとして、2018年にPHV、2021年にEV、投入を計画しているが、一方販売の主力はこれまで通りガソリンエンジンと位置付けている。次世代新設計水平対向4気筒ダウンサイジングターボエンジンを開発し、2019年から先進国を中心に投入する。スバルの代名詞゛ボクサーエンジン”は今後、NA、ダウンサイジングターボ、直噴エンジン、PHVと、車種構成にバリュエーションを持たせ世界各国での販売拡大を狙う。

(一部日刊自動車新聞より)