パテント・リザルトによると、2016年7月末までに米国特許商標庁に出願された「自動運転関連技術」の調査結果を発表しました。個別特許の注目度を得点化するなど、特許の質と量の総合評価を行った結果、特許総合力ランキングの1位はトヨタ自動車、2位はゼネラルモータース・グローバルテクノロジーオペレーションズ、3位は日産自動車、4位はボッシュ、5位に車輌製造メーカーで無いグーグルがランクインとなりました。トヨタ自動車は「位置情報に基づき、自車両間において必要な情報のみを受信出来る車間通信装置」や「自車両と衝突の可能性がある車両の走行軌跡を精度よく推定することが出来る走行軌跡推定装置」に関する特許の注目度が高かった。一方グーグルは、「高精度地図に関する技術」や「自動運転システムの内部状態を表示するユーザーインターフェイスに関する出願」などの注目が高かったそうだ。自動運転はまだ始まったばかりで、今後も日々新しい技術が開発されてくるでしょう。

(日刊自動車新聞より)