ニューヨーク地区連銀が発表した調査によると、2016年10~12月期の全米家計債務残高は、12兆5800億ドルに上りました。前年同期比で2260億ドル(1.8%増)増加し、過去最高だった2008年7~9月期の12兆6800億ドルまであと990億ドル(0.8%)にまで迫っている。このままのペースで家計債務が膨れれば、今第二四半期終了時で過去最高を上回る試算だ。注目される延滞率動向だが、2009年12月期の12%から順調に減少してきておりますが、ここ2四半期で減少にブレーキが掛かってきているのが気にかかるところ。すぐにどうこうなるとは思いませんが、水面下ではこういうリスクが有るということだけは、自動車業界の方々に知って欲しく筆を執った次第です。