世界的に注目されていた米国FOMCでしたが、予想通り25bpの利上げを決定致しました。さらにFOMCが今回改訂した2019年までのドットチャートは、1.4➡2.1➡3.0%となりました。逆算すると今年の利上げは残り2回程度、2018年は3回程度、2019年で4回程度をFOMCメンバーは予想していることになります。通常このような数値が出れば為替市場で即座にドル高反応に振れてもよさそうなのですが、日米相互補完的な財政・金融政策の取り決めを踏まえてドル円115円を超えて円売りには動きづらそうな気が致します。またFRBが買い漁った資産、バランスシートの縮小に関しては文言が出ず、ややハト派的な印象となりました。