ロシア政府はウクライナ情勢でロシアに経済制裁を発動した、日・米・欧からの農産品・原材料・食料品の輸入を1年間禁止すると発表しました。クリミア奪還、マレーシア航空機撃墜、ウクライナ侵攻のための兵力増強と、ロシアの強権政治が日々強まっており、やはり第二の冷戦は始まりそうな気配であります。今後禁輸措置が工業製品に向くとは思えませんが、ルーブル安、ロシア株安、国債未達、国内経済、インフレ懸念など問題が今後噴出する可能性が高く、ロシア情勢もしばらく注視すべきでしょう。自動車メーカーもロシア生産を開始しておりますので、情勢次第では難しい判断を迫られそうな気が致します。