三菱自動車は24日、米国工場からの撤退を検討していることを明らかにしました。同工場でアウトランダースポーツ「RVR」を製造していますが、販売が低迷し稼働率も低迷している。同社はアジア向け事業を強化しており、この撤退によりアジアに経営資源を集中させる狙い。三菱は豪州、欧州、そして米国から撤退する訳だが、米国は労働組合(UAW)の力が強く、完全な撤退にはしばらく時間を要すでしょう。ただ何度も申し上げている通り、車種構成、デザインの見直しは急務で、そちらを急ぐべきだと思います。チャイナショック以降、今後特に中国依存度が高い国の通貨は暴落し、販売数もそれにあわせて減少するでしょうから、スバルやマツダのような少数精鋭のラインナップに今すぐシフトすべきでしょう。