トヨタ自動車は26日、大型ミニバンの雄である「アルファード」、「ヴェルファイア」を発表しました。10系から人気に火が付き、20系からは不動の地位を築いている「アル・ヴェル」の7年ぶりのフルモデルチェンジは、国内外で注目を集めております。今回のFMCで外寸で全長・全幅で若干の大型化が図られ、全高でごくごくわずか低く設定されていますが、特段変わりは有りません。エンジンは20系の2GR-FEを踏襲した3.5リッター仕様、新採用の直列4気筒2AR-FEを踏襲した2.5リッター仕様、そして注目のハイブリッドは2.5リッター2AR-FXEエンジン+HV仕様で、JC08モードで18.4km/L~19.4km/Lを叩き出す。以前から指摘されていた後席の乗り心地をカイゼンすべく、リアサスペンションがトーションビームから、ダブルウィッシュボーン(ダブルAアーム)に変更されたのは、大きいでしょう。ライバルメーカー大型ミニバンの全高が低高化されて以来、独壇場の「アルファード」、「ヴェルファイア」、3代目の大きな進化によって大型ミニバン市場で不動の地位を築きそうです。詳細はすでにトヨタ自動車HPにアップされておりますので、御参照下さい。