日本自動車輸入組合(JAIA)は21日、2016年暦年での外国車メーカー新規登録台数が、19年ぶりに30万台規模になる見通しを示しました。1~6月の上期は前年同期比0.6%増の14万5501台となり7年連続のプラスに。BREXIT後の世界同時株安など、新車販売の減少要因となるリスクは引き続き有るが、VWの不正問題も沈静化しており、下期も順調に推移すると見ている。JAIAは昨年に30万台を超える見通しを示していたが、9月のVW不正問題が明るみに出て年末に掛けて失速し前年比1.6%減の28万5496台と大台に届かなかった。最近はメルセデス・ベンツが魅力的な車種構成を掛けて来ており、さらに都心部を中心とした「タワマン」ブームで、販売が加速している。タワマンの住人は見栄と見栄のぶつかり合いで、居住階数、旦那の職業ステータス、乗っている車輌が重要で、タワマンに引っ越す際に、輸入車に乗り換える世帯が非常に多いそうだ。