いすゞ自動車と日野自動車は13日、ディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用する連接バスを共同で開発すると発表しました。これが実現すれば欧州メーカー独占の連接バス市場に、国内メーカーが新たに参入する形に。この取り組みはもちろん2020年の東京オリンピックを見越してのものだが、場合によって世界各地で新たな輸送手段の一役を担う可能性も高いと筆者は見ている。東京オリンピック期間中は、観客の大量輸送は必須でしょうし、それ以外でも都市部でバスレーンが強化されれば、新たな輸送ビジネスを発掘出来ると思われます。また海外でも鉄道などのインフラと比較してこの連接バスを模索している国や自治体も多く、両社にとって新たな販路開拓が出来るかもしれない。