日産自動車が22日に発表した11月の世界生産台数は、前年同月比17.0%増の53万9678台と、全ての月を通して過去最高になりました。好調な北米、駆け込み需要の中国、新型車効果の日本が牽引し、絶好調となった模様。国内生産は新型車「ノート eパワー」、北米向け「ローグ」、新型車「セレナ」が大きく寄与し、前年同月比55.5%増の10万3664台と4ヵ月連続で増加しました。1~11月の累計生産も前年同期比7.6%増の509万3731台と順調に推移しており、昨年の517万台を上回って過去最高を更新する見通しに。世界販売も4ヵ月連続で前年同月を上回っており、国内も「ノート eパワー」や「セレナ」の販売増により、前年同月比14.3%増の4万7758台となりました。目立たないが着実に販売台数を伸ばしており、今後は中・小型SUVや「eパワー搭載車」の拡大によって、さらに販売台数を広げそうだ。