米国クリーンディーゼルテクノロジーズはこの度、白金使用量を半減した触媒パウダー材料を開発したと発表しました。新材料「ベースマテリアル・アクチベーティッド・ロジウムサポート」(ロジウム触媒)により、従来の触媒と違い単層でも高い浄化性能を発揮、効果な白金の使用料を半減させることにより、台当たり200ドル(2万4千円)のコストダウンが可能になる。ガソリン車用3元触媒はNOx浄化のため、白金属のロジウムが主に使用されているが、新材料はロジウム自体の活性化によってロジウムやパラジウム使用料も削減出来るとのこと。白金属の主な産出地は南アフリカとロシアに異常に偏っており、世界各国白金属使用を削減する方向で開発を激化させている。