トヨタ自動車が満を持して6年ぶりに発売した新型「カムリ」、国内のセダン市場復権への足掛かりとして大きな期待を寄せています。新型「カムリ」の販売チャンネルは今まではカローラ店専売でしたが、今回のモデルから「カローラ店」、「トヨペット店」、「ネッツ店」の3店舗併売車種となり、販売台数増加を狙っていく。月販目標は昨年実績比3倍の2400台に設定、年間販売計画は3万台に迫る2万8800台とかなり強気だ。昨年の「カムリ」の年間世界販売実績は67万1000台、その内米国だけで58%の38万9000台を販売、日本に至っては0.7%の5000台の3桁倶楽部入りとなっていた。全くのNew Modelとして生まれ変わった新型「カムリ」、本邦でセダン復権を果たせるかの試金石とメーカーは見ており、注目を集めそうだ。