本邦の為替市場に重要な影響力が有る米国FOMCが開催されましたが、市場予想通り利上げは12月以降に持ち込まれました。今後雇用情勢、景気動向を鑑みて12月の利上げを決定するという事です。12月に利上げが行われるかが微妙な状況ですが、このままズルズル行くとドルにペッグしている中国が元の切り下げをする可能性も有るので、12月の利上げ確率は高まって来た気が致します。ただその際に円が120円を超えて円安に上がっていくかは、微妙な状況でしょう。特に発展途上国や資源輸出国の通貨は対ドルでも暴落していますから、輸出に際して掛け売りは相当慎重になった方が良いでしょう。