トヨタ自動車は6日、燃料電池関連の特許(審議中も含めて5680件)を2020年末まで無償開放すると発表しました。また水素ステーション関連の特許に関しては、期限を設けず提供する予定。国策事業水素社会の実現に向けて、トヨタ自動車はFCV導入初期段階で自動車メーカーやエネルギー提供関連企業と強調した取り組みが重要であると判断、普及促進を最優先に考えこの英断を決定しました。今後の日本経済や国力の回復を鑑みますと、海外に頼らない次世代エネルギー社会の実現は不可欠で、これまでのような化石燃料の価格や供給に振り廻されないエネルギーの開発・供給は絶対に必要になるでしょう。今後水素社会プラス、安定した地熱発電を上手く開発出来れば、かなりの貿易赤字を解消出来る可能性が有ると個人的に思っております。他社より一歩先を進む自動車メーカートヨタが先陣を切った燃料電池車FCV、日本の「MIRAI」になるか要注目です。