年間1900万台の新車が販売されている中国市場で、今後急速に中古車市場が活発化する事を見込み、オークネット、伊藤忠商事、オリコ、一通の4社合弁で中国・シンセン市に最先端クラウド型オークションシステムを設立する事になりました。これにより国内外の中古自動車販売を活発化し、併せて中古車ディーラー向け、個人ユーザー向けに金融事業の立ち上げを視野に、日本式中古車流通ビジネスの移管を目指します。これにより相場や車輌情報の見える化が進み、左ハンドル市場の新規開拓にも寄与するものと思われ、本邦中古車輸出企業の新たなビジネススタイルの構築になると思います。現在中古左ハンドル輸出に関して、本邦企業でアメリカ、韓国、ドバイに進出している企業も有りますが、多種多様の自動車を有する中国自動車市場は今後も伸びると思われ、併せて中国発の中古車輸出も活況になるでしょう。

(ブコビッチ)