以前当サイトでレポート致しました、小糸製作所製の世界初1灯式LEDランプですが、この度トヨタ自動車のプリウスαに採用されることとなりました。またトヨタ自動車は同車を始め、すでに29車種への採用を決め、今後小糸製作所は世界各地に展開を進める意向。世界初「LED1灯式バイ・ファンクションプロジェクター」は、LEDの照度を同社従来品比で1.6倍に高めたことで、ロービームとハイビームの一体化を可能にしました。また点灯回路の小型化、冷却性能の向上等により、大きさを70%、重量を60%それぞれ低減し、大幅な小型・軽量化、低コスト化を実現、消費電力は今までの2灯式と比較して25%の省電化にも成功しました。現在の自動車生産に際し、小型・軽量化、低コスト化、省電力は必須要件ですので、世界展開には大きな要因となると思われます。

(一部日刊自動車新聞)