上海ショック、ギリシャショックが一応落ち着きを見せている中、為替市場では円安が進行してきております。対ドルでは黒田キャップと呼ばれる125円前後にまで円安が進行、このままずんずんいくのかと聞かれますが、答えはNOの可能性が高いと言わざるを得ません。理由は二つ有り、一つはTPP交渉をしている最中これ以上円安が続くと、為替操作国という汚名を着せられる可能性が有り、更なる円安が進行した場合は口先介入や本格介入が入る可能性が有ると思われます。またギリシャショックは何とか落ち着いておりますが、中国不安は一筋縄ではいきませんから、リスクオフになれば円が買われる可能性が高いからです。中古車輸出業者の方は円転しておくのが良いでしょう。