商用車だけで無く、中古建設機械も復調の兆しです。リーマンショック以降、中古建設機械だけに絞ると停滞を余儀なくされておりましたが、昨年からロシア、一部アフリカ、UAE、中国、そして今年に入り日本国内でも需要が増加しております。前回レポートの需要ももちろんですが、安倍政権の国土強靭化政策、そして自然災害の増加で商用車、建設機械の需要は相当な数に上っております。それを指し示す証拠として、建設用資材の高騰、人件費の高騰で、地方の公共工事は入札不調が相次いでいるそうです。談合問題や国家財政の問題で、激減していた仕事の埋め合わせで、今までは赤字でもやらざるを得なかった公共工事などですが、現在は風向きも変わり利益を取れる仕事しかしないという事です。建設業界特需はしばらく続きそうです。

(ブコビッチ)