三菱ふそうトラック・バスは、2019年から電気自動車(EV)の市場投入を本格化させる。第1弾として2019年に大幅改良を実施する小型EVトラック「EVキャンター」の量産モデルを発売するとともに、小型EVバス「EVローザ」も投入する予定、さらに19年以降中型EVトラックの市販化、23年に大型EVトラック及びバスの投入を計画している。電動化のニーズが高い小型モデルから段階的にEVのラインナップを拡充することで、将来的に需要拡大が見込まれる商用EV市場をリードしていく狙い。同社では、2017年9月からEVトラックの第1弾「eキャンター」を発表、コンビニエンスストア配送用や航空貨物業者向けの大口顧客向けに限定的に販売を開始、今後はEVシステムを大幅に改良し、2019年からは一般顧客向けモデルを投入し、これに合わせて小型EVバス「eローザ」も投入する予定。欧州を中心に今後EV車輌で無ければ、販売が厳しくなる可能性が非常に高まっており、意外に早くEV全盛期が到来しているということを、認識すべきかもしれません。