インド新車市場でトップシェアのスズキのインド子会社(マルチスズキ)は1日、2016年度年度の新車販売台数を公表しました。輸出を含めた総販売台数は過去最高の156万8603台となり、前年同期比9.8%増で3年連続前年実績を上回って着地しました。総販売台数の内訳は、インド国内が前年比10.7%増の144万4541台、輸出は前年比0.1%増の12万4062台。販売車種構成で際立った増加を見せたのは、SUVやMPVカテゴリーで前期比107.3%増と大きく躍進、とりわけ小型SUV「ヴィターラ・ブレッツァ(エスクード)」投入の効果が絶大だった。さらに今年度は同国内で主力車種の新型「スイフト」の生産を開始する予定で、今年度のスズキのインド市場での販売は続伸しそうな勢いだ。