電気自動車(EV)ベンチャー企業のGLMは10日、香港の投資持株会社オーラックスホールディングスと資本提携することで合意したと発表しました。GLMは新型電気自動車「GLM G4」を2019年から量産する予定で、オーラックスから事業拡大に向けた資金を調達する。同社は海外での販売も計画しており、事業のグローバル展開を加速させていく。GLMはオーラックスホールディングスと資本提携することで資金調達に加え、香港、EV大国の可能性が有る中国の他、欧州や中近東諸国でもEV事業を本格化させていく狙い。GLMはEVのプラットフォームや設計技術を他社に供与する「プラットフォーム事業」を展開していく方針で、今回の資本提携は、EVやバッテリーの市場が急拡大している香港市場で、プラットフォーム事業を展開するのに追い風になるとしている。

(日刊自動車より)