本日日銀金融政策決定会合が行われましたが、結果は現状維持という事で市場は失望でパニック売りとなりました。会合前までには、ブルームバーグH記者によるマイナス金利貸し出しという記事が出たり、市場は熊本地震も有り完全に量的緩和政策が有るだろうと思っていた訳です。円安に振れ株価も上昇していたのですが、市場は一気に投げ売り円買いに動きました。GW中で本邦市場が休みの前に、ある意味サプライズだったかもしれません。うがった見方をすれば、もうやれる手段が乏しくなったという裏返しかもしれません。ということはまだまだ円高が進行する可能性が高いという事に他なりません。当面は中国問題とBREXIT問題が目先の円高要因でしょうか。