会宝産業(石川県・金沢市)は、2014年12月からアラブ首長国連邦・ドバイ・シャルジャで展開する日本製中古部品オークション会場を今夏インダストリアル・エリアへ移転しました。ドバイ・シャルジャフリーゾーンから、同インダストリアル・エリアは慢性的な渋滞に悩まされており、会員の利便性は相当良くなるとみられる。現在エンジンやトランスミッションを中心に、毎週開催されており、そのほとんどが売り切れるほどの大盛況ぶり。会員数は約200社で、毎回入社に参加する業者は40社あまりということだ。今回の移転に際し、敷地面積を3倍に拡大しましたが、借地代や人件費も抑制出来ることで収益性を高めるのも移転のりゆうだとのこと。同社は同国でのオークション事業を拡大するとともに、今月ノウハウを生かしてケニア・ナイロビに会場を設立し、アフリカ大陸・東海岸のハブ、ケニアでの販売拡大を目指す。現在アフリカの部品商は、ドバイに買付けに向かうケースも多く、ケニアで同様のシステムが稼働した場合のデマンドはかなり強いと見られると思います。

(一部日刊自動車新聞より)