2009年に米国を抜き、世界1位の市場に躍り出た中国、2015年の新車販売台数は2459万台と、世界市場の27%を占有する巨大市場となっている。最近成長率は鈍化しているが、依然として自動車メーカーにとって重要な販売国となっているのは、疑う余地が無い。中でも他国同様SUVの伸び率が前年比52.4%増と飛躍的に伸びており、今後益々伸びると個人的に思っています。何故なら自動車販売台数2459万台の内、乗用車だけで2000万台を突破しており、それを鑑みるとSUVの伸びしろはまだまだ多分に有ると思うからで、今後小排気量SUVが群雄割拠する日も近いかもしれない。最近の販売台数復活は、昨年10月から導入された排気量1600cc以下の小型車に対する減税措置で、10~12月は二桁成長を取り戻している。この減税措置は今年12月まで続く予定で、SUV人気と共に販売台数嵩上げに貢献すると見込まれている。