以前トランプ氏とメキシコペソの関係をレポートしましたが、トランプ新大統領がほぼ確実となった瞬間から、メキシコペソが暴落となり15%の通貨安となっています。他の新興国もドルの独歩高の影響で通貨安となっていますが、メキシコはその最たる例でしょう。さすがにメキシコ市民の間にも不安が広がり、エンリケ・ペーニャ・ニエト大統領の支持率も25%と、最低水準にまで急落しています。トランプ新大統領が就任して以降、政局がどうなるか、メキシコへ進出している多国籍企業が多いだけに、来年以降注目が集まりそうです。