国土交通省が7日に発表した2016年度のリコール台数が、2015年度に続く過去2番目の1584万8401台になったとのこと。引き続きタカタ製エアバックが全体を押し上げたが、同社のリコール未作業車輌は残り120万台程度と言われており、今年度にはようやく収束に向かいそうな気配となっている。ただ中古自動車輸出業界を代表して言わせて頂くとすると、すでに中古自動車として輸出された車輌で、現地にディーラーが有る国ではリコール作業をして頂きたく思う次第で有ります。他の輸出商社と話す機会が多いのですが、現地のディーラーで全く対応してくれず、メーカーの自動車が好きで購入してくれたユーザーが泣いているという話を良く耳に致します。中古自動車が安定的に輸出されることで、下取り価格が安定し新車が売りやすくなる訳で、もう少し大人の対応をお願いしたいものである。