2019年業者用オークションの出品台数トップは例年通りUSS東京だが、着眼点を変えて出品台数50位以内での成約率順に主眼を向けて見ようと思います。高成約率を維持しているのは、やはり車輌検査が厳格でネットでも安心して応札出来る、ディーラー系オークションが上位を独占している。またミライブ(旧BCN)のように、応札率を高めるために入札料を無料に設定し(ミライブ専用サイトのみ)、成果を上げているオークションも有るのが興味深いところ。一方成約率が低いオークションでは、未だに二度セリをしたり、検査基準自体が業界水準に達していないという、参加者の不満の声が多数上っている。

(出品台数トップ50における、成約率ベスト20位)

1位:ホンダオークション関西 93.9%

2位:ホンダオークション東京 93.3%

3位:TAA横浜 85.0%

4位:TAA中部 83.9%

5位:TAA関東 82.3%

6位:USS-R名古屋 81.9%

7位:TAA四国 81.5%

8位:TAA東北 80.8%

9位:アライベイサイド 80.1%

10位:TAA近畿 79.6%

11位:TAA九州 76.1%

12位:ミライブ埼玉 75.6%

13位:JU愛知 75.0%

14位:TAA広島 72.5%

15位:JU宮城 71.0%

16位:USS東北 70.8%

17位:CAA中部 68.8%

18位:USS東京 67.4%

19位:JU東京 66.8%

20位:JU千葉 66.4%

(出品台数に対する成約率%(スクラップ買取も含む))

(日刊自動車新聞データ)