トヨタ自動車はメキシコバハカリフォルニア州の車輌工場での生産能力を4割引き上げると発表、順調に景気が回復している小型トラック需要に対応するため、新たに300人を雇用し現在の2交代制から3交代制のフル稼働体制に入ります。各自動車メーカーが同国で新工場を立ち上げておりますが、トヨタは当面生産能力の強化を重点に、マツダ工場での小型車生産委託も含めて大掛かりな投資はせず稼働率を高める狙い。ただ順調に世界経済が回復すれば、新工場立ち上げも視野に北中南米向けのハブ生産国、メキシコへ大掛かりな投資を進めると思われます。