米国大統領選挙TV討論会以降、トランプ氏の劣勢が世界のメディアで踊っており、もはや悪役のようなイメージに仕立て上げられております。ワシントンポストでは、「トランプ氏の勝利確率は0%に近づいている」として、またトランプ氏はすでに落選後に備えていると報道しております。名目プリンストン大学では、トランプ氏の勝利確率がわずか1%とはじき出しました。すでに落選決定のようなメディアの論調は、BREXITの時と被って見え、やはり注意は必要かと思います。大統領選挙に向けて流動性リスクの有るものは巻き戻しの対象になりますので、輸出業者ですと新興国、発展途上国の通貨が売られ易い状況になると思われるので、注意が必要でしょう。