米国大統領選挙を来月8日に控え、11月利上げは無いとしても12月利上げ説がだんだんと高まってきております。ゴールドマンサックスは26日付けのレポートで、11月のFOMCで12月利上げを示唆する文言を入れるであろうと、レポートしました。市場コンセンサスは12月利上げは大方の見方となっており、円安に振れやすい状況となっています。ただ今までのような円安には当面戻らないと思われ、やはり100~105円のボックス相場と見るのが妥当かと思います。米国景気がさらに良くなり、その上で追加利上げが何度も行われた場合ボックスを抜け出すと思いますが、足元の米国経済指標を見る限りそこまでには到達していないと見るべきでしょう。年内の波乱要因は、もちろん米国大統領選挙と12月のFOMCということでしょうか。