近年自動車販売戦略の肝となりつつある自動ブレーキ搭載車輌、いわゆるぶつからない車。昨年の全国事故発生件数は四拾九萬232台と10年前と比較して約40%も減少している。もちろん事故など無い方が良いのは、言うまでも有りませんが、事故が減少するということは、自動車板金修理業者の仕事をゆっくり確実に奪っていくことを意味します。その他カメラやセンシング性能に影響を及ぼす可能性のある車高調、撥水コートもNGになってきている。今まで当たり前に有った自動車に関連する仕事やパーツの販売が、今後激変する可能性が高まってきたと言えるかもしれません。

(一部日刊自動車新聞より)