日立オートモーティヴシステムズ(AMS)は、ホーン型アンテナを用いた前方検知用ミリ波レーダーを開発しました。同型採用により、アンテナ基板を30~40%小型化しつつ200メートル以上の検知性能を確保する。同社が強みを持つステレオカメラと組み合わせることで、巡航速度が高く検知距離が求められる欧州市場向けに販路を広げる狙いだ。ホーン型アンテナは検知角度の自由化に寄与し、小型化することで搭載性の向上とコスト削減を両立出来る。日立AMSは、100メートルまでは従来のステレオカメラで、中・長距離はミリ波レーダーで対応する二刀流とする。