9月利上げの指針になる米国ISM製造業景況感指数の数値が49.4ポイントと、節目の50ポイントを割れてしまいました。ジャクソンホールでのジャネットイエレンFRB議長やその後のフィッシャー副議長発言を受けて、早ければ9月利上げもという感じでしたが、製造業の景況感があまりよくありませんので、9月利上げはかなり難しくなったと思います。さらに11月は米国大統領選挙直前になりますので、普通に考えたらここで利上げをして市場が仮に混乱すると、後々責任問題になりますので、利上げをするなら12月というのが現状有力な説となり、よってドル円は今まで通り100~105円のボックス圏となりそうです。