数年前に年式規制が敷かれて輸出先国ベスト10から脱落しているパキスタンですが、スズキ自動車は18日パキスタン国内で小型車ワゴンRの生産を開始すると発表。ワゴンRは海外でインド、インドネシアでも生産をしており、パキスタンは3国目となります。ただ同国で生産する方式は部品を輸出して現地で組み立てるノックダウン(CKD)方式を採用。日本仕様よりフロントを20.5cm延伸、1,000ccのガソリンエンジンを搭載し現地合弁会社のパックスズキに生産及び販売を委託することになりました。インド・パキスタンで圧倒的なシェアを誇るスズキは、同国乗用車市場50%超の更なる販売拡大を狙います。これにより今後パキスタンへの中古自動車輸出に新たな規制が敷かれるか、今現在は不明となっております。