以前からレポートしている通り、自動車損害賠償責任保険料(自賠責保険料)が自動ブレーキ搭載車増加による事故件数の減少により、2017年4月から保険料が5~10%程度引き下げる方向で調整している。近く損害保険業界内で新たな保険料の案が示され、来年1月の金融庁の自賠責保険審議会で議論し、引き下げ幅を正式決定する。今回の引き下げは2008年度以来9年ぶりということになり、スバルを筆頭に自動ブレーキ搭載車を開発してきたことが結果保険料値下げに大きく貢献したと言えるでしょう。今後もさらに自動ブレーキ搭載車が増加すれば、それに比例するように自賠責保険料が値下げされるでしょう。