今年もやってまいりました、2017年次RJCカーオブザイヤー(COTY)に、日産セレナが319票の最多得票で選出されました。日産車が選出されたのは、2013年次のノート以来4年ぶりとなりました。RJC COTYインポート部門は、ボルボ社のXC90が最多得票293票で受賞、テクノロジー・オブ・ザ・イヤーは日産のプロパイロット技術が282票を獲得しての受賞となりました。受賞理由はそれぞれの自動車評論家にお任せするとして、いよいよ群雄割拠時代に入った自動運転技術(オートパイロット)、2020年の東京オリンピックに自動運転車を世界にお披露目したい政府の意向も有り、今後数年で劇的な変化を見せるかもしれません。折りしも来月には自動運転技術で注目されている「ZMP」がIPOを果たすので、今後自動運転技術、事故抑制技術、ヒューマンエラー抑止技術等々、注目材料が目白押しとなるでしょう。馬力やトルクなどの速さが競われた20世紀、燃費や環境基準にも注目が集まっている21世紀前半、21世紀中盤は自動車のロボット化だと個人的に思っています。これには道路や送受信のインフラストラクチャーも付いて回りますので、世界に先んじて技術を開発出来れば、インフラストラクチャーの世界輸出も夢では無くなるでしょう。