先日野村証券の中国レポートを報告させて頂きましたが、ここ最近中国CDS値(クレジット・デフォルト・スワップ)・破綻保険料率がじわじわ上昇しつつ有ります。ただまだまだ自国通貨で賄える範囲ですので、しばらくは問題無いと思われますが、地方部の隠れ借金が具現されていないとも言われておりますので、要注意は変わらないと思われます。そんなおり中国の大河・長江(揚子江)の再開発計画が持ち上がっており、重慶の港湾会社が連日ストップ高の大商いを続けているそうです。株式市場は北京オリンピックの最高値の1/3、理財商品問題、不動産価格の下落、インフレと国内で問題を抱える中国で、新たな国威発揚を示す新プロジェクトということでしょうか。その他中国はカザフスタン・ロシア等の資源国と密接に貿易をする投資を行っており、その話に乗れた人や企業は大きな収益をあげられるということで、新たなチャイナマネーが流入しているそうです。