マツダは14日、主力車種「アクセラ」を大幅改良し、同日から順次発売すると発表しました。「デミオ」や「CX-3」に採用されている1.5リッタークリーンディーゼル「スカイアクティブ-D 1.5」を追加するとともに、エンジンの駆動トルクを綿密に制御して走行を安定化する世界初の技術「G-ベクタリング・コントロール」を採用しました。ディーゼル車の販売比率は現状の1割から5割に引き上げる。最新技術の導入とディーゼルのラインナップ追加により商品化を強化し、販売のテコ入れする。現行アクセラを発売した2013年当時のエンジン別販売計画は、ガソリンが45%、HVが40%、ディーゼル「スカイアクティブ-D 2.2」15%でした。ただ最近のエンジン別販売は原油安も手伝い、ガソリン80%強となっている。同社は今回の改良後2.2リッターを合わせたディーラー販売を5割弱まで引き上げた。月販目標は2500台とし、現状の1500台から7割引き上げを図る。同社のディーゼル販売比率は「CX-5」が8割、「アテンザ」が7割、「デミオ」が5割となっており、世界販売の3割を占めるアクセラで、ディーゼルの品揃えを強化することにより、グローバルで販売の拡大を目指す。