JUMVIAによると、9月の中古自動車輸出減速が鮮明になったとの事です。9月の中古自動車輸出が前年同月比13.4%減と、大幅に減少しました。この数字は2009年12月以来5年9か月ぶりの二桁減ということで、通貨安の影響がダイレクトに響いた形だ。地域別では、欧州で69.2%減、アジアで9.5%減、アフリカで7%減、南アメリカで3.1%減、大洋州で1.8%減となりました。逆に好調が続いているのは、北アメリカとなっています。特に米国向けの古いスポーツカー、は投資対象とドル高によってしばらく好調に推移しそうだ。他のエリアに関して、一部の国を除き為替不安が収束しない限り、軟調に推移するでしょう。裏を返せば現地在庫売りが仇となるケースも出てくるため、輸出方法を考える時期に来ているでしょう。