混乱続くギリシャ情勢ですが、ここにきてドイツや米国等のトップからはギリシャのユーロ離脱は望まないとの声明が出されてきております。恐らくIMFも支払い不履行に関しては、デフォルトという文言を簡単には使わず、延滞や滞納という文言を使用すると思われます。さはさりながら、7月14日に旧ドラクマ時代に発行したサムライ債の円建て20年債の償還(120億円)が控えていますから、ここで償還されなかった場合、投資家からディフォルト宣言が突き付けられる可能性も有るということです。いずれにしろ今週日曜日までは、世界各国ギリシャの動静に注視され続けるでしょう。