米国カリフォルニア州で2018年から始まるZEV(Zero Emission Vehicle)規制を睨んで、EVとPHVの競争が激化している。これまでのHV車が適応除外されるという事で、自動車メーカー各社EV、PHV、燃料電池車の投入や車種構成の増加を図ってきております。その中で特に競争が激化してきているのがPHVで、独メーカーはPHVの主導権を握るべく、攻勢を仕掛けてきている。昨年の本邦で昨年販売されたPHVは圧倒的に三菱アウトランダーPHVで、国内販売シェアの77.5%を占める圧倒的な存在感だ。ただ海外メーカーのPHVも前年比114.9%アップと販売実績を伸ばしており、三菱も予断を許さない。しかも独BMWは小型・中型車と続々PHVモデルを参入させており、都心部を中心に人気が広がってきている。まだまだ航続距離が短いEVに対抗する上で、PHV販売はますます激化するでしょう。