トヨタ自動車は6日、小型商用バンの「プロボックス」・「サクシード」を大幅改良し、9月1日に発売を開始すると発表。2002年の発売以来12年ぶりのビッグマイナーチェンジとなり、車台とパワートレインを刷新しました。これにより燃費性能を従来モデルより2割向上させ、小型商用車カテゴリートップの18.2Km/Lを実現させ、全てエコカー減税の対象となりました。現在この分野は日産ADバンと競合しておりますが、今回のビッグMCによりハイエース同様8割の市場シェアを狙う。販売計画はプロボックスが月間2600台、サクシードが1600台で、価格は従来型より10万円ほど高い設定になっておりますが、燃費カイゼンによるランニングコストの低減で値上げ分をカバー出来るとのこと。排気量はプロボックスが1300ccと1500cc、サクシードが1500ccのみ、トランスミッションはCVT化され、同時に長距離運転の疲労を軽減させるため、サスペンションの構造も見直しました。因みにこのモデルの生産は従来型と同様、ダイハツ工業京都工場にて生産されるとのこと。このカテゴリーは国内のみならず、中古車として輸出車輌としてもかなりの人気が有り、リセールバリューもかなり期待出来るでしょう。