FOMC議事録で12月に利上げされることが確実になったことを受けて、本邦株式市場が好調に推移しております。今までいつ利上げをするんだ、という不透明感から新興国や発展途上国の通貨が売られ続けてきた訳ですが、今回のFOMC議事録を受けて市場が正常化に向かうと見られております。日経平均は2万円に向かい上昇中ですが、8月、9月のしこりやGPIFの買い支えも来年3月に打ち止めになりますので、来年以降は特段の政策が出ない場合厳しいかもしれません。特に為替が円高に振れた場合は再びカオス状態に陥る可能性も覚悟すべきでしょう。