日産自動車は29日、「パリ国際モーターショー2016」で、世界初の量産可変圧縮比エンジン「VC-T」を公開し、2018年からインフィニティブランドの新型車に搭載する。「VC-T」は、走行状態やアクセル開度に応じてピストン上死点を無段階に変化させる「マルチリンクシステム」を採用。圧縮比を8~14まで変更することが出来、2リッター4気筒エンジンで200KW(268馬力)、390N・m(39.8Kg・m)のトルクを絞り出すという優れ物だ。スカイアクティブといい、「VC-T」といい、内燃機関の進歩はまだまだ進歩出来るのだなと思った次第です。