世界No.1の総合モーターメーカーの日本電産は、自動ブレーキ等先進運転支援システム(ADAS)向けに、ミリ波レーダーと一体化した前方監視用の単眼カメラを2017年から増産すると発表。同社はホンダエレシスを買収し、ADAS向けセンサーの競争力を強化する方針を打ち出しており、従来はホンダ向けがほとんどだった受注先を日系自動車メーカー4社の他、欧州、中国、韓国自動車メーカーからの受注に目処を付けて、市場シェア拡大を狙います。本邦では少子高齢社会の本格化で、今後自動ブレーキシステムや自動運転システム等の運転支援システムがより活況になると思われます。ハーネス系の会社で株価が10倍になった銘柄も有りますので、この分野の銘柄は今後も面白いでしょう。