トヨタは自動車は主力セダン「カムリ」を約6年ぶりに全面改良し、7月10日に発売を開始しました。「カムリ」は言わずと知れた「冠の派生語」で、1980年国内専用モデル「セリカ カムリ」として誕生、1982年にはFFレイアウトを採用した現在の車名「カムリ」として一新、トヨタのグローバルミディアムクラスセダンとして、世界中で生産・販売されている。現在に至るまで同車は、米国15年連続乗用車販売台数NO.1の獲得を始め、100ヵ国以上の国と地域で販売され、累計販売1800万台を超えるキングモデルに。今回満を持して発売された新型「カムリ」、TNGAモデルとしてプラットフォーム、電装系、エンジン、ユニットなど全ての部品をゼロから開発、新たな上級ミディアムセダンとして生まれ変わりました。大きく変貌を遂げたエクステリア、フロントは最近のトヨタ車流キーンルックに大胆な大型ロアーグリルを採用、これまでの大人しいセダンから大胆なイメチェンに。肝のプラットフォームは、新開発のプラットフォームの効果が齎す重量バランスにより車輌安定性が向上、更なる上質な乗り味を実現させている。また車輌重心高を下げたことで、横揺れの少ない乗り心地と安定した高速走行が可能に。さらにトヨタ車初の液体注入式エンジンマウントを支える4点に採用し、高トルク化による振動抑制により静粛性が格段に上がり、より上質な乗り味を実現させている。サスペンションは、フロントに新開発マックファーソン型ストラットを採用、リアはダブルウィッシュボーン（Double A-arm）を採用、レスポンスの良い乗り味を実現させている。注目のパワートレインは、最大熱効率41%と高出力を両立させたTNGA新型エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」と進化し続けているトヨタハイブリッドシステム（THS Ⅱ）を組み合わせることで、同排気量クラストップレベルの33.4Km/Lと2.5リッターHVながらプリウスに近い低燃費を実現しつつ、動力性能はプリウスを軽く凌駕する出来栄えに。