トヨタ自動車は、インドネシアカラワン第二工場で同国・ASEAN域内向けに新型「シエンタ」の生産を先月25日開始しました。新型「シエンタ」を海外で生産するのは今回が初めてで、部品の8割を現地調達し月間4千台規模で生産する予定。同工場では、「ヤリス(ヴィッツ)、「ヴィオス」、「エティオスファルコ」を生産しており、今回の「シエンタ」が4車種目で、同車生産開始に伴い2兆千億ルピア(約197億)を追加投資を実施した。現地生産の「シエンタ」は、排気量1.5リッターの新型NRエンジンを搭載、CVTと6速マニュアルを設定、道路事情が悪いASEAN域内を考慮して、最低地上高を日本の145㎜から170㎜に高めている。