IMFへの支払いを一方的に遅延通告したギリシャ、その支払い期限の6月末を前にIMFやユーロ圏諸国を揺さぶるために、本日ロシアへ訪問するとのことです。ギリシャはユーロ圏にとって重要な軍港が有り、それをちらつかせての瀬戸際外交でしょう。NATOにとっても重要な軍港ですから、ユーロ圏各国も心情は穏やかでは無いでしょう。少額を借りれば貸主の奴隷に成り下がりますが、額が大きければ貸主を奴隷に出来る、小国の戦い方を熟知している気がします。