宇部興産は8日、燃料電池車(FCV)用水素タンクの樹脂ライナー(タンクの最も内側の層)の材料を、トヨタ自動車と共同開発したと発表、15日にトヨタが発売する燃料電池車「ミライ」に搭載されます。水素燃料タンクライナー材料は、ナイロン材料「UBE NYLON 1218IU」で、ポリアミド(ナイロン)6樹脂としての優れた水素透過防止性能を有すると共に、水素ガスの充填・放出によるタンク内温度の急激な変化に対する耐久性、極寒地域での耐衝撃性脳で極めて優れた機能的性質を確保するこに成功しました。同社はナイロン6樹脂の製造販売を1959年に開始し、世界生産能力は年間14.8万トンと世界3位の規模を保持し、同樹脂はプラスチックの中でも耐久性に優れていることから、エンジンカバー、インテークマニフォールド等自動車用の様々な部品に流用されています。1218IUは高圧水素タンクライナー適用材料として、将来的にグローバルな供給体制を敷く予定。

(日刊自動車新聞より)